もう4回に渡ってお届けしている、
『2022年度冬季の青春18きっぷ旅レポート』
今回は目的地を決めず、現地でマップアプリを眺めながら行き当たりばったりに思いつくまま移動していく旅をしてみました。
『青春18きっぷ』については当ブログの前記事もご参照ください。
旅行日は12/25。
あ、、、クリぼっち旅じゃないっすか・・・・・・笑。
結果的に今回の目的地は、
- 猿田彦神社(東京杉並区)
- 高円寺氷川神社
- 気象神社
- 武蔵一宮 氷川神社
- 日光東照宮
- 日光二荒山神社
- 二荒山神社(宇都宮)
- 立川シネマ・ツー
無計画な旅でも、はたして青春18きっぷの「元は」取れるのか?
今回のルート
JR八王子 – JR阿佐ヶ谷
5:51発 – 6:41着
JR中央線快速
※ 始発、起きれませんでした(笑) 。
寝坊した時点で、
「まぁ今回は1回分の元が取れればいいや」、
くらいの気楽な感じで出発しました。
JR阿佐ヶ谷 – 猿田彦神社
6:41頃発 – 7:00頃着
徒歩 約1km
※ 先ず、以前から行きたいと思っていた『猿田彦神社』に行くことにしました。
4年前に伊勢の猿田彦神社でいただいて、お返しすることのできていないお守りを返納することができ、少し気が楽になりました。
早朝なので、もちろんこの時間は社務所は無人で、御朱印はいただく事ができませんでした。
猿田彦神社 – 高円寺氷川神社 + 気象神社
7:10頃発 – 7:30頃着
徒歩 約1.2km
※ 阿佐ヶ谷駅と同じくらいの距離だったので、往きとは違う道を歩こうと高円寺駅に向かいました。 以前から行きたかった
- 高円寺氷川神社
- 気象神社
も高円寺駅の近くにあるので、
「この時間だとまだ社務所開いてないよな・・」
と思いつつ参拝に向かいました(もちろん社務所閉まってました)。
通勤時間ということもあってこの時間だと駅付近はかなり人がいっぱいです。
『気象神社』は、著者が興味を持っていろいろ調べている『ホツマツタエ』に出てくる神様の中で一番好きな、
ワカ姫
の想い人(後の夫)であられる
思兼命(オモイカネノミコト)
が祀られる神社です。
思兼命は気象を読む力を持つ陰陽師だったようです。
JR高円寺 – JR大宮駅
8:32発 – 9:17着
JR中央快速 – JR埼京線通勤快速
※ 『高円寺氷川神社』に行ったので、どうせなら大宮に在る 『武蔵一宮 氷川神社』 にも参拝することにしました。
前月に行った『出雲大社』が大国主命、 同月に行った『諏訪大社』が大国主命の子と云われる建御名方尊、そして今回の『氷川神社』の祀られる神は
素戔嗚尊
ということで、ひと月ほどの間に親子三代の神様を参拝することができました。
JR大宮駅 – JR日光駅
10:35発 – 12:58着
JR宇都宮線 – JR日光線
※ このあと都内をぐるぐる巡ろうかと思いましたが、せっかく大宮まで足を伸ばしたら(この寒い時期に笑)もっと北へ向かいたくなってしまいました。
調べたら日光までなら昼頃に着きそうだったので、初めての 『日光東照宮』詣 に向かうことにしました。
しかし、1日かけても廻りきれないと言われる『日光東照宮』。
下調べもせずにかなり無謀というか勿体無い旅になりました。
駅から歩くだけで30分以上かかる上、寺社の数が多すぎて後悔し通し。 結局、
- 東照宮御本社
- 日光二荒山神社
の二社を回ったところで、
「これはもう一度時間と取って再挑戦した方がいい」
と判断し、引き上げを決意。
八王子からなら往復だけで青春18きっぷの元は取れてしまうので、日光だけに絞って行ったほうが満足度高そうです。
「いつの日か再挑戦してやる!」 と誓いつつ、早々に日光を後にすることになりました。
JR日光駅 – JR宇都宮駅
14:19発 – 15:01着
JR日光線
※ 日光の二荒山神社に行った時に、
「そういえば宇都宮にも二荒山神社あるよな」
と思い出し、日光観光を早々に切り上げ宇都宮へ。
『二荒山神社』はJR宇都宮駅から道一本、徒歩10分ほどの場所にあります。
参拝を終えて御朱印を頂こうと社務所に向かいました。
社務所は15:00までだったらしく、電気も消えていましたが、入り口付近で神職の方と参拝者らしき方がお話してるのが見えたので、
「あ、間に合うかも」
と自分も寄って行きましたところ・・
「愛知から来てるので御朱印、なんとかいただけませんか」
とお願いする参拝者の方に、
「いや、キリがなくなるので」
とにべもない神職の方。
結局、その参拝者の方は諦めて帰られました。
愛知の方ですらその対応なので、東京から来た自分など尚更だろうとガッカリしながら神社を後に。
それにしても、閉所時間を15分程過ぎていたので「キリがない」というのは解るのですが、せっかく愛知から来た人にねぎらいの言葉もなく御朱印を断る、というのもなかなか世知辛い話。
おそらく社務所が15時に閉まることも私同様ご存知なかったでしょうし・・
前回の『三嶋神社』の神職さんの神対応とのギャップに、
「やっぱり神職さんも人間だもんなぁ・・いろんな人いるよなぁ・・」
と手前勝手な想いを巡らせつつ宇都宮を出ました。
JR宇都宮 – JR立川
15:55発 – 18:13着
JR湘南新宿ライン – JR京浜東北線 – JR武蔵野線 – JR中央快速
※ 宇都宮でなんとなくモヤモヤしたので立川で映画を観て帰ることに。 折りしも人気アニメ『呪術廻戦』の劇場版が封切りから2日目でした。 平日の夜だったためか、立川シネマツーの席が数席だけ空いており、予約できました。 極音上映で有名な立川シネマ・ツーさんの上質な音響も手伝い、MAPPAさんの演出と演出と作画の凄さに大満足で家路に着きました。に度肝抜かれつつ、大満足で家路につきました。
立川シネマ・ツーの売店横には『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』ジャックさんたちがクリスマスツリーに飾られていました。
今回の『青春18きっぷ使い倒し度』:通常運賃との比較
青春18きっぷは1回(1日)で
12,050円(切符1片の価格)÷ 5(回分) = (1回あたり)2,410円
を超える通常運賃分を移動できれば、 「元が取れた」 と言えます。
では、今回ここのブログ主が廻ったルートは、通常運賃にするといくら分になるのか、と言いますと・・
分倍河原 – 阿佐ヶ谷 | 400円 |
高円寺 – 大宮 | 561円 |
大宮 – 日光 | 2,310円 |
宇都宮 – 分倍河原 | 1,980円 |
通常運賃合計 | 5,251円 |
行きあたりばったりで旅したわりにはしっかり「元取れて」ますね笑
東京18きっぷの使いみちに困った時は『日光観光』という選択肢はかなりアリだと思います(計画性さえあれば)。
ちなみに、東京(分倍河原)からの単純往復なら、
宇都宮線(上野東京ライン)だと、
『古河駅』
が、「元を取れる」分水嶺になるようです。
まとめ
今回は、事前になんにも決めず、 『行きあたりばったりな気まま旅』 をやってみました。
自由気ままな旅ができるのもJRの路線ならどこでも乗り降り自由な『青春18きっぷ』旅の醍醐味でもあります。
以前からこういう旅には憧れていましたが、実際やってみると上手くいかないこと多くて 「う~~ん・・」 という感想になってしまいました(汗)。
もっと知識があれば楽しめたのか、
心構えにポジティブさが欠けていたのか、
はたまたその両方が要因か、、、
「自由な気まま旅」とは言うけれど、やってみて思ったのは、やはり 「『テーマ』くらいは決めていかないと旅はぐだぐだになりやすい」
ということです。 わかってはいましたが再確認できました。
それが再確認できただけでも収穫かもしれません。
ということで今回の記事は、
- 日光に行くなら、日光だけに集中したほうが満足度高そう
- 旅先での出会いやハプニングに過度な期待を持ってはいけない
- 旅は『テーマ』を決めていくと満足度が高まる
- 劇場版『呪術廻戦』と立川シネマシティは最高
という強引なまとめで締めたいと思います(笑)。
今回の記事が皆様の旅の一助になれば幸いです。