令和四年十一月二十三日です。
今日は、
新嘗祭
です。
『新嘗祭』は1年でもっとも重要な宮中行事と云われてます。
天皇は代々この祭祀のために毎年夜を徹して過酷な儀式を執り行われるそうです。
すべて大御宝(おおみたから)である日本国民が食に困ることがないように祈ってくださっているのです。
その御心への感謝と、
「天皇陛下より先に新米を食すわけにはいかない」
という日本人の謙虚な気持ちが合わさり、かつてはこの新嘗祭が終了するまで国民も新米を食べることを遠慮していました。
戦後進駐軍の指導により、『新嘗祭』は『勤労感謝の日』と祝日名を変えられてしまい、その風習も残念ながら廃れてしまいました。
ここのブログ主もそれを知ったのは3年ほど前です。
以来、11月23日まで新米を我慢して11月24日の夕飯に新米を食べることを毎年楽しみにしています。
新嘗祭という日本人にとって重要な行事が軽視され続けるのは悲しすぎるので、その知名度を回復する一助になれば、と思い、今年はイラスト描いてみました。
といっても思い付いたの当日の朝なのですが・・・
これからも日本文化を取り戻す努力をいち日本人として続けていこうと思いますので、見守っていただければ幸いです。